能管の拵え

  • 2017/09/22(金) 12:39:53

刀屋さんで面白い拵えを見つけた。

別に面白いって言っても腹を抱えて笑うほどのもんじゃない。

始めはやけに細身の短刀があるなと思って気になった。

7寸4分もあるのに元巾4分7厘、先巾3分3厘、重ね2分3厘と細すぎる感じの短刀。

銘は会津三善長道

明治二七年ってことで十一代長道とのこと。

板目肌で小互の目。

非常に良い出来である。

巾がもっとあれば酒人の好みにばっちりなんだけど。

その横に能管が置いてある。

能とか歌舞伎で使う横笛ね。

なぜ刀屋さんに横笛が置いてあるのかと思っていると何か違和感。

能管の穴がふさがってる。

ふさがってるというか始めから空いてない。

能管の形をした拵え。

非常に上手に出来ている。

面白い。

近くで良く見ないと刀の拵えだとは気づかないだろう。

38万。

半分は拵え代かな。

いや、もっとかも。

面白い。

来国長

  • 2017/08/24(木) 13:22:38

久しぶりに刀屋さんへ行ってきた。

古刀が。

来国長。

来国俊の門人で摂津中島に移住して刀を拵えたことで中島来の通称がある。

2尺2寸3分の磨り上げ。

反りは浅めの4分6厘。

重ね2分。

元巾1寸2厘で先巾7分3厘。

板目に杢が交じる地鉄。

直刃ね。

応安頃ってことなんで670年前くらい。

南北朝の頃。

これだけ素晴らしい刀なんでかなりの身分の人が所持してたであることは間違いないだろう。

もしかしたら戦場にも何回か行ったんだろうな。

刀に限らず古いものって何かを妄想させてくれるんだなぁ。

長谷部国信

  • 2017/07/28(金) 12:53:18

刀屋さんから展示即売会の通知が来たんで行ってきた。

いつもとは違う展示方法。

鞘に納めたまま並べられている。

登録証を見て気になるのがあったら自分で抜いて見るっていう感じ。

飴色になった白鞘で気になるのが一振り。

登録証には長谷部国信と書かれている。

抜いてみる。

1尺5寸の脇差

板目肌でのたれの刃文。

幅は1寸以上もある。

豪刀。

ただ国信ってのが可笑しい。

どう見ても国信に見えないし銘の位置も可笑しい。

磨り上げてある感じがするのだがちゃんと銘がある。

字体もなんか変。

安いんだけどね。

偽名を掘ったにしても安っぽすぎる。

ただ変なのは銘の部分だけ。

銘が入ってなかったら、かなり良いものなんだけど。

買い取って銘だけ削ったら倍の値段にはなるかも。

惜しいな。

兼房

  • 2017/07/24(月) 13:02:46

刀屋さんへ行ってきた。

いつもの本を買い展示してある刀を見せてもらう。

盆と年末ってのは良い刀が並ぶんだなぁ、これが。

目移りする。

派手な刃文の脇差が一振り。

兼房 1尺1寸6分

反り2分

元巾1寸3厘、先巾8分

重ねが1分8厘

平造りの寸延び

板目

互の目丁子が大きく波打ってる。

兼が付くだけあって美濃の刀工。

室町後期ね。

脇差って言うよりも短刀に近い長さではあるけど重厚感が凄い。

首くらい簡単に切れちゃうだろうな。

良い刀だ。

見てて飽きない感じ。

48万。

手頃ではあるな。

道楽

  • 2017/07/21(金) 11:49:31

道楽ってのは本業以外に熱中して打ち込むってなこと。

昨日の夜、仕事終わりで一風呂浴びて大川へシーバスを釣りに出掛ける。

川風に当たりながら涼しくフィッシングと行きたいところだったが、まぁクソ暑い。

ルアーを投げてるだけでも汗が出てくる。

釣れないんで、とっとと帰ってきて一杯ひっかける。

適度に酔ってエアコンをつけて寝る。

朝起きて飯食って、干潮の時間に合わせて竿を握り裏の川へ。

ハゼ釣り。

暑くて釣ってらんないんで止める。

銀座の刀屋さんへ。

冷房が効いてていいねぇ。

雑談して帰ってくる。

こりゃもう趣味とかってレベルじゃなく完全に道楽って言われてもしょうがないな。

昔で言やぁ大店のご隠居さんのするこった。

そのうち誰かに怒られるぞ、きっと。

ふーむ。